ネコとヒトの観察日記

チャムへの誓い

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どうも、クロです。kuro_icon.jpg


今回はポルベガの話ではなく、おばさんが子供の頃に飼っていた黒ネコ、チャムの話を・・


小学校高学年の頃、外で見つけた仔猫と遊んでいたら懐いて家まで来ちゃった・・・それがチャムとの出会いだったんだ。


親に頼み込んでお小遣いから缶詰は買うから!という約束で飼ってもらい

隣町のディスカウントストアまで自転車で缶詰を仕入れに行っていたおばさん。

(当時はごはんにお味噌汁をかけたようなネコマンマが主食という時代だったので、

ネコマンマに缶詰を1/3くらい混ぜて上げていたようで)



cat_bombay.png

真っ黒ではなく、トラ模様が白黒にうっすら透けているような墨色のメス猫で

とっても活発で小学生のおばさんが学校から帰るのを木の上で待っていて、呼ぶと飛び降りてくるようなコだったんだ。


毎晩おばさんの胸の上でお布団をかぶって寝るほどの仲良しで、

外中を行き来していたので、ノミを取るために週一ペースでお風呂に入れていたところ、

バケツのお風呂を経て、抱っこして一緒に湯船 となるくらいお風呂好き。


とってもスリムなコで、図書館で図鑑を見た時に体型がアビシニアンに似ているから

アビシニアンの血が入っているのかも!なんて想像していたんだ。

(これがのちのポルベガにつながるんだけど)


チャムとずーっと一緒に暮らすつもりでいたおばさん。


ただ、チャムはおなかの弱い子で、普段はベランダに置いたトイレで用を足すんだけれど、

軟便というより下痢便・・のことが結構な頻度であって、そのときには

間に合わなくて、必ずおばさんの勉強机の下で致しちゃってたんだ。

今思うと寄生虫か何かが居たんだろうな。お外では何でも食べていただろうし・・


でもその当時動物病院に連れて行くという発想は無くて、強力わかもとなんかの整腸剤をあげて

おなかがよくなれーっておまじないをしていたんだ。

避妊手術は区の補助があり、お年玉から2000円くらい出してし、してもらっていた


けれど根本的な治療ではないので、相変わらず机の下でウンティをしちゃうチャム。

何しろ頼み込んでやっと飼ってもらったネコだったので、親の逆鱗に触れることになってしまったんだ。


もともと外のネコだったのだから、外に捨ててきなさいという親。

どんなに泣いて懇願しても、その言いつけは覆ることがなく、

「遠くに捨ててくるのよ」との言いつけを聞きつつも、それでも一縷の望みをかけて

自転車で10分くらい行ったあたりでチャムを離したおばさん。

でも外は慣れていても、かごに入れられて自転車で揺られ、たぶん縄張り外のところで離されて

不安に思ったであろうチャムは、鳴いておばさんの周りをウロウロ・・・

おばさんも大泣きだったけど、持ってきていた缶詰を上げて、チャムがそれを食べている間に

泣きながら帰ってきたんだ。


もしもチャムが自力で戻ってきたら、そのときはさすがの親も許してくれるんじゃないかと

そう思っていたおばさん。

でも3・4日してもチャムは戻ってこなくって、

焦ったおばさん、友達に協力してもらい迷いネコのチラシを手書きで書いて

あちこちに貼らせてもらって毎日学校帰りに大捜索したんだ。

捜索開始から3日くらいした頃、「チャムー!」と呼びかけながら離したところからすこし離れた住宅街を

歩いていると、「ニャー!」と応える声とともに姿を見せたチャム。

大号泣の再開となったんだ。

友達にもよかったねーと声をかけられて、これで家に帰ればきっとチャムのことは許してくれるはず

と信じ切っていたおばさん。

大捜索の末見つけたことは伝えず、チャムが帰ってきたよー!と連れ帰ると

それほど怒られることもなく迎え入れられたので、許されたものと思っていたんだ。

でも、数日後、剥がして回った手書きの捜索チラシが親に見つかり、

捨てて来いと言われたのに、探して連れ帰ってきたことを激しく叱責されて

今度は絶対に帰ってこれないくらい<大通りの向こうまで>捨てに行って来い と・・・


親の庇護のもとに暮らしている小学生なので、それには逆らえず言われたとおりの遠いところに

チャムを連れて行き、最後に缶詰を上げて、前と同じように逃げ帰ってきたおばさん。

そのあとは、もうチャムに会える気がしなくて探しに行くことも無かったんだ。


今にして思えば、避妊済みのメス猫とはいえ、縄張りからかなり離れた見知らぬ土地に

いきなり離され、万一家に帰ろうとしたとしても、途中には大きな車が通る道があり帰れない・・

そんな状況におかれたらどうなることか・・

反省しても反省しきれないんだ。


人懐っこくてとても美しいネコだったので、誰かに飼われていることを祈りつつ

チャムのことは1日だって忘れたことはないおばさん。


S02_IMGP9851C_R.jpg

いつか自立して安定した暮らしができるようになってネコを飼うときは、絶対にそのネコを幸せにする。

そうチャムに誓ったおばさん。


S02_IMGP9486C_R.jpg

ポルベガを迎えるときも、大げさと周りの人に言われたけれど育猫休暇を取り

家に慣れるまでの数か月は、在宅時間を長く確保したんだ。


S02_IMGP8925_R.jpg

どれだけしたって、チャムにしたことは償えないけれど、

チャムにして上げられなかったことをすべてして上げたいと思っている、大人になったおばさんなんだ。




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